こんにちは!
シェアハウスに１０年以上暮らしてる「お気楽たぬき」です
このページでは、シェアハウス暮らしに興味を持ったら最初に知るべき「お金」の話を丁寧に分かりやすく解説していきます。
シェアハウスの種類はバラエティーに富んでいます。
自分に合った暮らしや、憧れの暮らしをシェアハウスで叶えられるかもしれません。
でも、
費用の問題は避けて通れないですよね。
シェアハウス暮らしに興味を持ったら、まず一人暮らしの賃貸と比べてどれくらい安くなるのか？そもそも安いものなのか？を理解する必要があります。
初期費用はじめ、家賃以外にどんな費用が必要かなどお金のことが理解できるので、安心してシェアハウス選びを始められます。
女性の入居者目線で感想も交えながらしっかりと解説していきますね！
関連書籍や資料も集めて読みました
信頼できる機関のデータも参考にして執筆しています
ひとり暮らしに飽きてきた人や、新しい生活スタイルにちょっとでも興味がある人へ。
シェアハウス暮らしの第一歩、踏み出してみませんか？
シェアハウス探しを始める前に、必ず押さえておきたい賃貸との違いを３つに分けて解説します。
賃貸契約の相関図イラストを作成しました。
賃貸契約の場合、入居者と管理会社の間に不動産屋さん（仲介業者）がはいります。
仲介業者が物件を仲介してくれるので、仲介手数料が発生します。（厳密には、入居者と大家さんで仲介業者に仲介手数料として１ヶ月の家賃と同額を支払います）
シェアハウス契約の相関図です。
シェアハウス契約の場合、入居者は不動産屋さんを通さずに直接シェアハウス運営会社（管理会社）と契約するため、仲介手数料は発生しません。
街の不動産屋さんを通さないんだね
じゃあ、どうやってシェアハウスを探すの？
シェアハウスの運営会社が自社のウェブサイトで直接、物件の募集を行っているよ
※不動産管理会社やシェアハウス専門の管理会社に、集客などを外部委託する会社もあります。
費用の話をするまえに、まず用語の簡単な説明をします。
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 敷金 | あらかじめ預けておくお金・関西地方では「保証金」 |
| 礼金 | 仲介業者に支払うお礼（大家と入居者が折半） |
| 連帯保証人 | 家賃を支払えない場合、本人に代わって支払う人 |
| 保証会社 | 保証人の代わりに利用・本人に代わって保証会社が立て替える |
| 共益費・管理費 | どちらもほぼ同じ意味・物件設備の運営や維持に使用する費用 |
国土交通省が平成27年に行った調査によると、
最寄駅まで徒歩10分以内の物件が半数近くを占めています。
この結果をもとに、東京都の人気エリアの最寄駅から徒歩10分以内の賃貸ワンルームと、シェアハウスの家賃の比較を行いました。
| 最寄駅 | 賃貸（ワンルーム） | シェアハウス | 家賃の差額 |
|---|---|---|---|
| 渋谷 | 12.61 | 7.57 | → 5.04 |
| 恵比寿 | 11.69 | 8.63 | → 3.06 |
| 新宿 | 10.69 | 7.4 | → 3.29 |
| 池袋 | 8.88 | 7.37 | → 1.51 |
| 下北沢 | 9.03 | 6.75 | → 2.28 |
| 自由が丘 | 8.39 | 7.0 | → 1.39 |
| 吉祥寺 | 7.54 | 6.44 | → 1.10 |
算出方法
・金額について
共益費・管理費を含めない家賃のみの金額で比較しました。（単位：万円）
・シェアハウス家賃の算出方法
ランダムに5件選び家賃の平均値を算出。広さが４畳以下や豪華な物件は除外しています。
・賃貸の家賃算出方法
賃貸の家賃相場はライフホームズのデータをもとに作成
シェアハウスの家賃はワンルーム賃貸より少し安めの物件が多いということが分かりました。
シェアハウスは格安‼︎というわけじゃないけど安いんだね
豪華な設備がある物件を選ぶと、一人暮らしの相場と同じくらいかそれ以上の場合もあるよ
一人暮らしでは味わえないようなワクワクする体験や環境、素敵な設備が整ってるんだね
●シェアハウスの概要や種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。
国土交通省が行ったアンケート結果をもとに、運営会社が入居時に請求する初期費用の項目をまとめました。
| シェアハウスの初期費用 | % |
|---|---|
| 敷金・保証金（デポジット） | 81.0% |
| 礼金 | 11.0% |
| 連帯保証人 | 54.0% |
| 保証会社の利用 | 77.0% |
また、同じアンケート結果で
敷金・保証金（デポジット）は、運営会社の4割強が「3〜5万円未満」と回答。
運営会社や物件によって様々ではありますが、初期費用としてデポジットが必要で、連帯保証人または保証会社の利用が必要な場合が多いと考えてよさそうです。
シェアハウスの「家賃」と「共益費（管理費・光熱費）」の価格帯を円グラフにしました。
国土交通省の「シェアハウスの市場動向」アンケート結果をもとに作成しています。
家賃 4~6万円が、全体の55％を占めています。
共益費 1~2万円未満 が、全体の50％を占めています。
シェアハウスの場合、共益費（または管理費）に、光熱費と消耗品の費用が含まれています。
● 共益費（または管理費）＝「光熱費」＋「共有スペースの消耗品の購入・補充費用」
光熱費は共益費の一部として、毎月定額で支払っています。しかし、一定量をオーバーしてしまうと差額を払わなければいけないケースもあるので、個室での電気の使い過ぎにはご注意を。
毎月支払う家賃と共益費を合計すると、5万円台〜8万円台が半数を占めるという結果となりました。
毎月支払う家賃や共益費といった固定費も、やっぱり賃貸より安いね
共益費に光熱費も含まれているのがポイントだね！
金額はあくまでも目安としてご覧ください。
管理費（消耗品の補充）の使われ方
私が暮らすシェアハウスでは、こんな感じで使われています。
備品
清掃
シェアハウスの共有エリアの清掃：週に数回、専門業者さんが清掃
私が暮らすハウスでは住人の方がお掃除も兼任
年季の入った古い建物ですが廊下は裸足で歩きたくなるくらい、いつもピッカピカ！
共有エリアがいつも清潔なのは気分がいいです
シェアハウスに暮らしてよかった事のひとつは、共有エリアがいつも綺麗なこと
一人暮らしだと、忙しい時は片付けを後回しにしちゃうよね・・・
シェアハウスの特徴の一つは、個室に家具が備え付けられていること。
キッチンには食器や調理器具も揃っていて、引っ越ししてすぐにお料理できます。
使ってみたかったヘルシオがあって嬉しかったな！
初期費用がかなり抑えられること。
さらに、時間と費用と手間を加味すれば、
費用を抑えて気軽に引越しができるのがシェアハウスの最大のメリットです。
私が暮らすハウスでは、引越し月の家賃は日割計算なので効率的でした。
例えば、家賃が共益費込みで合計6万円の場合、10月20日に引っ越すとその月の家賃は2万円になります。
賃貸とシェアハウスの違い。最後は、契約についてです。
賃貸と同じ感覚で契約してしまうと後でトラブルになる可能性があるので、重要なポイントを解説します。
シェアハウスでは、賃貸契約とはちがい契約更新ができません。しかし、再契約を結ぶことで継続して暮らすことができます。
| 賃貸 | シェアハウス | |
|---|---|---|
| 契約の形態 | 普通建物 賃貸借契約 | 定期建物 賃貸借契約 |
| 契約期間 | 制限なし 1年〜2年が一般的 | 制限なし ※必ず期間を定めること 1年未満が多い |
| １年未満の契約 | 借主申入れー最低3ヶ月後 貸主申入れー最低6ヶ月後 | 可能 |
| 更新の有無 | 正当な理由がない限り自動更新 | 期間が満了すれば必ず終了 |
シェアハウスは「入居期間を定めたうえで入居する」契約スタイルとなります。
シェアハウスでは契約期間が満了すると、賃貸のような再契約は行われずに契約が終了してしまいます。引き続き入居したい場合は、もう一度、再契約を行なうことになります。
ただし、双方が合意した場合のみ再契約が可能です。例えば、入居者が再契約を希望しても、貸主である運営会社の合意がなければ、引き続きの入居はできません。
入居者にとって不利な法律のように見えますが、実際は問題なく再契約できます。ただし、素行の悪い入居者がいたら、再契約させずにそのまま退去させることができるんです。
この契約形態の違いが、賃貸契約とは違う注意点となります。
あらためて再契約するわけだから 契約更新料は不要!
更新料の心配をせずに長く暮らせるね
契約期間に対する特別な決まりを設けている運営会社もあるよ
契約の条件は前もってしっかり確認しておこう！
シェアハウスは、コストを抑えて気軽に暮らせるのが大きな魅力です。
手軽に身軽にお引越しできるのがいいね
住んでみたい街や、職場に近い便利な場所で暮らしてみよう！
シェアハウスの概要や種類については、以下の記事で詳しく解説しています。
シェアハウスとはどんな住まいなのか、暮らし方に合わせた多種多様なタイプや、それぞれのメリット・デメリットがわかります。
シェアハウスって何？どんな種類があるの？それぞれのメリット・デメリット
シェアハウスだからこそ叶えられる暮らし。自分にあった生活スタイルが見つかるかもしれません。
インターネット検索が自分にあったシェアハウスを探す一番の近道。各運営会社のサイトから直接チェックするのが手っ取り早いです。
私が住んでいるシェアハウスの運営会社はオークハウスです
1992年創業で歴史ある大手の会社だね
老舗だからこそのノウハウもありそう
長く暮らしているからこそ、その良し悪しがわかるね
オークハウスは、私が自信をもっておすすめできる運営会社さんだよ
オークハウス OAKHOUSE
私が気に入っているポイント
よかったら物件探しの参考にしてみてください。物件の情報ページは、費用が明確で写真も豊富。どんな人が暮らしているかも一目瞭然で分かりやすいです。
会員登録（オークフェローズ登録）すると、専用チャットで簡単に物件の問い合わせなどができます。
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